本日は、地元の有力者である森田さんのご紹介で、
こちらも変わらず地元の有力者で吉岡町副町長の堤壽登様にお会いしました。
(左から、吉岡の里の高橋さん、堤副町長、森田さん)
とっても素晴らしい方でした。
大局観、経営センス、人間性とも、私のような凡人でもすぐにわかるほど桁違いに素晴らしい方でした。
吉岡の里のお披露目会についての相談と協力要請で伺ったのですが、とても親身に話を聞いていただき、他のプロジェクトの例なども具体的に示していただきながら、何をすべきか、何が大切かを、分かり易く教えていただきました。
副町長とお話する中で一つの気づきが生まれました。以前から藤原直哉先生に教えていただいている「観光立国」の話です。
「観光」とは「光を観る」ということです。では「光」とは何か?それは、その土地の歴史的建造物や美しい風景ではなく、その土地で「輝いている人」、「輝いている生活」そのものをまさに観る、ということです。
現代は迷える時代、悩める時代です。物質的には豊かになり満たされてますが、心が満たされない時代です。都会で働く多くのサラリーマンは、その仕事に情熱をもって、楽しんで、四六時中その仕事のことを考えて、切磋琢磨している状態とは正反対の生き方をしています。一言でいえば、「経済的安定」のために他のすべてを代償にして働いている、生きている状態です。
以前は、そんな都会の生活に疲れた人たちが、田舎の温泉にきて癒されるという観光も流行りましたが、すでに、「田舎の温泉でのんびりする」だけでは癒されない、満たされないことは自明です。テレビや旅行会社はいまだに「癒し」を売っていますが、響きませんね。
そこで、「光」です。真の観光の出番です。
迷える人たち、悩める人たちが何を求めているかといえば、私は「希望」だと思います。輝いている人や輝いている生活を観て、こういう生き方もあるんだ!と気づくと、今の経済的安定だけの生活を変える勇気が湧いてきます。ものすごいことをして輝いている人を観ても、自分には無理!と思ってしまい、希望どころか落胆してしまいますが、ちょっとの勇気と行動だけでできそうな感じなら、それは希望の光となります。
そして、「輝いている人」、「輝いている生活」は、実は全然ものすごくないです。
今、私はこの吉岡の里での仕事や生活が楽しくてたまりません。四六時中、吉岡の里のことを考えてます。良いアイデアが浮かんだら、すべて実行しています。どんどん結果が出ます。さらに次のアクションにつながります。一日がものすごく早いです。多くの人が吉岡の里を訪れてくれて、皆一様に「しまちゃんものすごく楽しそうだね」と言ってくれるし、「すごいね」とも言ってくれます。
ちょっとの勇気と行動でこれほどまでに人生が変わるものか!と私自身驚いています。
吉岡の里を視察に来て、「これなら俺でもできそうだ!」と希望を持っていただき、その希望を肴に伊香保あたりで温泉につかりながら一杯飲んで、作戦を練っていただければ、「吉岡の里観光作戦」は大成功です!
是非、観に来てくださいね!
本日も、全部ありがとうございます!
すべての出来事とすべての出会いに感謝!