私たち吉岡の里の企業理念は「神は細部に宿る」です。
社是といっても良いかもしれません。
会社として世の中に貢献するのは当然として、我々の理念は「神は細部に宿る」としました。
「神は細部に宿る」にこめた想いは二つです。
1.「繊細さ」こそが、日本および日本人の持つ最大の「長所」であり「力」である。
日本人はお茶も武術も茶道、武道などすべて「道」にします。
これは、一挙手一投足までこだわり、とことんまで極めることを意味します。
何事も8割くらいまで仕上げることは比較的簡単ですが、
残りの1割、2割を仕上げるには、それまで以上の時間と労力とさらには鍛錬を必要とします。
ここに「差」が生まれると確信しています。
「凡」が「非凡」になるか否か、頭一つ抜けるか否かは、この最後の1割2割をどこまで追求し、極めるかにあります。
我々は「農」を中心とした事業を展開しますが、単に作物を作るだけでなく、
味・香り・色・形・効能などすべてにおいて細部までこだわり続け、極めてゆく所存です。
2.決して手を抜かない。誰も見ていない、見えないところでも、神は見ている。
作物の味・香り・色・形・効能を極めるためには、何よりもその畑が美しくなければできません。
道具の手入れも行き届いていなければ、到底、美しく、美味しい作物は作れません。
畑を美しく保つためには、畑で働く人々の心が美しくなければなりません。
私たちのお相手はお客様やお取引先様だけでなく、
自分自身と神を相手に、細部に至るまで、決して手を抜かない仕事をしてゆく所存です。
少々、大それた理念ですが、この想いのもと、吉岡の里は日々精進して参ります。
ご愛顧のほどお願い申し上げます。
吉岡の里代表